鹿児島市吉野町で、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウィルスに感染し、発症した猫が確認されました。
外に出ている猫による怪我、ダニによる刺咬には十分気を付けてください。
SFTSウィルスは、野生動物が持っている事が多く、その野生動物の血を吸ってウィルスを持ったダニに噛まれる事や、発症している猫(犬)に噛まれたり、その体液が傷口や目などから体に入り込む事で、ヒトに感染します。
発症すると、発熱や食欲低下、嘔吐、下痢、頭痛、筋肉痛などの諸症状の他、神経症状(けいれんなども)を起こす事もあり、特に60代以上の方では、発症した際の死亡率は30%もあります。
★ぐったりしている猫を屋外で見かけた場合でも、安易に素手で触らないにしてください。
★ダニに噛まれないよう、屋外作業や、草むらに入る時は長袖長ズボンの着用、虫よけスプレー等の使用を適宜行うなどしてください。
☆ダニは、ごく普通に歩いて家の中に入ってきますし、人にくっついて家に入ってきたりもします。
家の中で飼っている犬猫でも、ダニ寄生は否定しきれません。
ノミ・ダニ駆除薬は定期的に接種される事を強くお勧めいたします。
*市販のピレスロイド系のノミダニ駆除薬と書いて売ってあるものは、効果は殆ど無く、猫には有害です。必ず動物病院で処方されたものをお使いください。